世話人会(第26回認知症当事者勉強会のための)報告
宮島俊彦氏 兵庫県立大学客員教授・元厚生労働省老健局長
<基本法後の取組・私たちに何ができるか>
9月20日のぞみメモリークリニックで世話人会が行われました。仕事を終わってからの集合です。
9時過ぎまで、本会に向けて熱い議論が交わされました。28人もの方が真剣に話を聞き、頷いたり、意見を述べたりしていました。
地域認知症サポートブリッジでは、認知症当事者勉強会の活動を応援しています。
時間 9月20日(水)19:00 ~ 21:30
場所 のぞみメモリークリニック
参加者 世話人(ジャーナリスト・NHKディレクター(ハートネットTVなど)・医師・
日本医療政策機構・厚労省老健局認知症総合戦略企画官・大学教授・
医療ジャーナリスト・認知症の人と家族の会代表・ライター
フリーアナウンサーなど)
オブザーバー(医師・市会議員・医学生)
のぞみメモリークリニックスタッフ
宮島先生のプレゼンテーションと講義を通じて、認知症および認知症の人の歴史について再考し、2023年6月に制定された認知症基本法案の意味を読み解きました。この基本法案によって何が変わるのか、どのようにしていくべきかを考えました。法律によって何かを与えられることではなく、考えて行動するプロセスを大切にし、さらに進化させていくことが、異なる立場にある私たち一人ひとりに委ねられていることを意識した時間でした。
次回は11月25日(土) 第26回当事者勉強会・本会です。