山中しのぶさん、三鷹でのピアサポート-11

山中しのぶさんピアサポート

日付:2024年7月31日(水曜日)
場所:のぞみメモリークリニック
前回と同様に、待合室のテレビの前の一角を使って行った。テーブルを2脚合わせて使用。山中さんは入り口の方向を向く。山中さんの前に本人、本人の隣に横に家族がすわる
時間:10:00 〜 16:50まで
参加者:当事者9人 ・家族8人
サポーター:山中しのぶさん obs:本多智子・寺尾康子

第11回目のピアサポートが行われました。今回は山中しのぶさん。山中さんにお越しいただくのは今回で3回目です。高知県から、わざわざのぞみメモリークリニックまで足を運んでくださっています。

山中しのぶさんは、高知県の高知家希望大使として活動しながら(2019年2月、41歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断を受けました)認知症になってからのセカンド・ストーリーにハッピーをどんどん増やしていきたいと考え、一般社団法人「セカンド・ストーリー」を開設、また2022年高知県香南市に「でいさぁびすはっぴぃ」を開所。さらに2024年4月には高知市大津に「でいさぁびすはっぴぃ2号店」を開所しています。
山中しのぶさんを紹介している記事が多くあります。
40代シングル、3人の子育て中に認知症診断…絶望からの第二幕は(朝日新聞)
認知症になった私が、介護施設を立ち上げた理由 【山中しのぶさんインタビュー(後編)】(SOMPO笑顔倶楽部)
若年性認知症当事者の山中しのぶさん、高知県香南市にデイサービス開所 「自分は一人じゃない」と感じて(高知新聞)

地域認知症サポートブリッジでは、ピアサポート活動を応援しています。

ピアサポートってなんだろう?

ピアは「等しい立場の人」を意味します。ピアサポートは、自らの経験に基づきお互いに支え合う活動です。認知症や精神的な問題・病気・障害など同様の経験を持つ人が支援者として活動し経験や知識、感情を共有します。ピアカウンセリングとは異なり双方が仲間として対話します。専門家の支援とも異なり経験者同士が理解し合い励まし合うことで前向きな気持ちや生きる力が生まれます。
【参考文献】
1)令和3年度厚生労働省障害者総合福祉推進事業 障害者ピアサポート研修における講師の養成のための研修カリキュラムの効果測定及びガイドブックの開発基礎研修テキスト(改訂版vol.1) 2022年3月
社会福祉法人豊芯会 https://www.mhlw.go.jp/content/000998693.pdf
2)令和元年度障害者総合福祉推進事業 障害福祉サービスの種別ごとのピアサポートを担う人材の活用のた めの調査研究
ピアサポートの活用を促進するための 事業者向けガイドライン
社会福祉法人 豊芯会 https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000654213.pdf
3)知ることから始める精神障がいピアサポート川崎市版発行日 令和 2 年(2020 年)3月 編 集 川崎市ピアサポート活動連絡会 発 行 川崎市健康福祉局障害保健福祉部精神保健課 〒 210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地 TEL:044-200-3608
https://www.city.kawasaki.jp/350/cmsfiles/contents/0000118/118786/sirukotokarahajimerupe